コンプレックスと向き合う。 “眉毛は双子じゃ無いのよ”
こんにちは!FOR ME NYのMarikoです。
今日はコンプレックスとの向き合い方について、NYのメイクさんに教えていただ言葉と共にご紹介しようと思います。
私の眉毛は左右非対称で、高さも形も違います。
俳優をしているので、撮影でカメラに映ると余計にその違いが気になり、
強くコンプレックスを感じていました。
ある映画撮影の日、
メイクさんに、いつもの様に
“メイクで眉毛を左右対称になんとかしてもらえませんか?”
と頼みました。
すると、彼女が、
“They are not twins, they are sisters!”
“眉毛は双子じゃ無いのよ、姉妹なの!”
“それぞれの個性を生かしてあげなきゃ可哀想でしょ、同じにしようとしたら、可哀想。左右それぞれユニークさがあってとってもキュートよ!”
と言ってくれたんです。
今までそんな事言ってもらった事なかったからびっくり。
“あ、左右対称じゃなくていいんだ!”
左右の目の大きさが違うのも個性
眉毛が非対称なのも個性
その個性を消すんじゃなくて、
その個性を生かしてどう魅力的にメイクするかが大事なんだと
新しい考え方を知りました。
前までは人から、
“眉毛の形左右違うね!”
なんて言われて、
自分の気にしている事、コンプレックスを指摘されると
グサッと来て落ち込んでいました。
言われる度にもっともっとそこが気になって。
でも今は
“こっちがお姉ちゃん、こっちが妹。お姉ちゃんのが位置が高いんだよね〜”
なんて笑って返せるようになりました。
自分の個性を愛する事、コンプレックスも愛する事。
全て捉え方次第ですね。
“痩せていた方がいい”
“背が高い方がいい”
“胸が大きい方がいい”
“目が大きい方がいい”
誰が決めた価値観なんでしょう。
夏になるとニューヨークでは日本では考えられないぐらい薄着の人を良く見かけます。
ノーブラの人もいますし、お腹がすごく出てるのにヘソ出しルックをしている人もいます。
でもみんな堂々と生き生きとしている。
私も二の腕出しちゃえ!
ヒール履くのやめよう!
目を大きく見せるメイクやめてみよう!
ニューヨークに来てから、
自分の “こうなった方がいい” と背伸びしていた凝り固まった考え方をどんどん剥ぎ取って来た気がします。
人と比べることやめたら、
私とかけ離れた人に憧れるのやめたら、
とっても楽になりました。
どんなに努力しても私はミランダ・カーにはなれない。笑
でもね、ミランダ・カーも私にはなれない!
私は理由があってこの髪色、この顔、この背で生まれてきたはず。
今、自分にあるものを生かして今より魅力的に魅せれたら最高ですよね。
そしてコンプレックスをどう乗り越えていくか。
コントロールできるコンプレックスとコントロールできないコンプレックス。
あなたはそのコンプレックスをどう捉えますか?
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