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今に集中し、そのままを受け入れる力 マインドフルネス Vol.4

posted date / 2021.4.13

スタンフォード大学Continuing Educationのインプロとマインドフルネスを掛け合わせた”Playful Mindness”オンラインクラスを約三ヶ月に渡って受講しました。このブログでは12回に分けて学んだことをお伝えしています。

サウンドリレー

第4回目の講義の全体としては、参加者同士のチームビルディング、コネクション強化を行う受容やクリエイティビティのインプロアクティビティから始まり、一つの物事を脳がどのように理解し、捉えていくかについてのワークやディスカッションをしたり、音に集中する瞑想の応用編、音と動作を使った受容のアクティビティ:”サウンドリレー”を行いました。

“サウンドリレー”とは、その名の通り、クラス全員で、順番に音を伝えていくアクティビティです。

一人目が発信した音をそっくりそのまま真似をして伝達していきます♫

<そっくりそのまま>と言っても、なかなか1人目と最後の人が同じ音であることはありません。

参加者の性格や”こうあるべき”という思いが影響し、トーンや雰囲気まで同じように伝えていくことはなかなか難しいことです。

それでも、<前の人>と同じ音をコピーして受け渡していくこのアクティビティを数回やっていくと、思考・行動パターンがみえてきます。

日常でも、”こうあるべきだから”という思い込みで物事を捉えたり、反応したり、理想以外を”間違い”として、落胆したり、無理に修正することってありませんか?

今、何が起きて、何が必要なのか。

それを感じる初めのステップは

“今をそのまま受け入れること”

マインドフルネスとは、今の体と心に興味と優しさをもって集中することです。

今を受け入れるときも、
“今”に批判や判断をするのではなく、
興味と優しさをもつことが大切ですね。

今日受け取った<サウンド>をそのまま受け入れて、そこから次の行動にうつしてみませんか?

Ted先生著書の、”—『Playful Mindfulness: a joyful journey to everyday confidence, calm, and connection』より一部をシェアします。

「On the first day of any beginning improv class worth its salt, students learn the critical importance of letting go of what they think will happen or should happen. Instead, they learn to respond to what actually is happening.」

インプロのクラスで、”こうなるだろう””こうなるべきだ”という考えから離れ、”今、この瞬間に何が起きていて、そのことにどう反応するか”ということがいかに大切かを実感し、学ぶことができる。

最後まで読んでくださってありがとうございました。

5/12に続きます。