自分と人に感謝する マインドフルネス VOL.12
スタンフォード大学Continuing Educationのインプロとマインドフルネスを掛け合わせた”Playful Mindness”オンラインクラスについて12回にわたってこのブログでお伝えしてきましたが、今日が最終回です。
振り返り
最終回は、“自分と人に感謝する”です。
最後の回は、約3ヶ月同じ講座を共にした仲間にインプロを使って感謝を伝え、さらには自分にも手紙を使って感謝を伝える感動的な回になりました。
まず、瞑想をしてこの3ヶ月を振り返りました。
この講座を受け始めるときに、何を得たくて何を目標にして入って来たかを思い出します。
そして、今、自分が何を手に入れて、何を学んで、未来に向かって新しい目標があるかを考えます。
そうすると、自分の環境が変わった事、価値観や考え方が少しずつ変化して来たこと、自分が成長した事がわかりました。
四月になり、皆さん新しい生活が始まったと思います。
今持っている目標、夢、意気込みなどをぜひ忘れないようにノートに書いてみてください。
ふと振り返ったときに、自分がどれだけ進んできたか、そしてどれだけ乗り越えて来たかが実感できます。
今日までの道のりにはたくさんの方のサポートと、自分の努力があったはずです。
感謝を感じていても、感謝を考える時間を取ったり、言葉で伝えるのはなかなか実行出来ないものです。
自分と人に感謝する
今日は人と自分に感謝をする方法についてお伝えします。
まずは、インプロを用いた人への感謝の仕方です。
今、皆さんの目の前に何か”もの”があると思います。
なんでも大丈夫です。コーヒー、服、パソコン、テレビ、椅子、香水、お花、ペン…
それら一つを手に取って、その便利さ、効能、効果、好きなところを考えます。
コーヒーを例に挙げると、目を覚ましてくれる、ホッと一息つける、疲れが取れる…など。
そしてそれに付随して思い浮かぶ、シンボルになる人を思い浮かべます。
例えばお母さん。お母さんは、時に注意してくれて目を覚ましてくれる、そばに居ると落ち着く、話すと疲れが取れる…など。
この様にふとした時も目の前にあるものを手に取って人に感謝することができます。このエクササイズを使って、3ヶ月講座を共にした仲間に感謝を伝えることができました。
そして講座の最後には、自分に当てて手紙を書きました。
手紙には、
1. 自分がこの講座で得たもの
2. 自分が乗り越えて来たものと感謝
3. 未来への目標
を書きました。
封をして、自分の住所を書きます。
そしてその封筒をまた別の封筒に入れて、講師のTed先生に送る様に指示がありました。
なんと半年後に送り返してくれるそうです。
半年後、自分がその手紙を見てどう思うか、半年後の自分はどう進んでいるのか、とても楽しみです。
この3ヶ月間、毎週スタンフォード式のマインドフルネスを学びました。
いかに自分が今まで、過去の後悔、未来の心配に時間を割いて来たかが分かりました。
“今”の心と体に興味と優しさを持って向き合う事。そして人も自分も、感情も物事もただそこに存在していて、それをどう捉えるかは全て自分自身だと言う事。
これからもFOR ME NYは、新しい価値観と考え方をお伝えできる様精進してまいります。
また新しいご報告がありますので、近日投稿します。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
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個性に合わせた、これまでとは全く違う、学びの機会を提供いたします。
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