FOR ME NY

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バス停を用いた楽しい瞑想 マインドフルネス Vol.7

posted date / 2021.4.15

"何行きのマインドバスに乗ろう?”

スタンフォード大学Continuing Educationのインプロとマインドフルネスを掛け合わせた”Playful Mindness”オンラインクラスをFOR ME NY代表二人が受講しましたので、そこで学んだことを、このブログで12回に分けてお伝えしています。

マインドを乗り物で例える

この回では主に、”Metaperspective”についてインプロやアクティビティを通して学びました。

細かい観点からだけでなく、大きな観点でも物事を見ること。
自分の気持ちもズームアウトして見たり、ズームインして見てみる。
色々な尺度で物事を見ることを学びました。

今日は、自分のマインドを様々な尺度・観点で見るためのアクティビティを紹介します!

現代にはたくさんの乗り物がありますね。車、バイク、自転車、船、飛行機…

その中でも、速く走れるもの、燃料が多く必要なもの、長距離に向いているもの、様々な特徴があります。

今日のあなたのマインドは何に例えられるでしょうか。そしてそれはどこを走っていますか?

例えば、

・今日の私のマインドは、レース中のオートバイ。とても急いで人と競っています。

・今日の私のマインドは、山道を一生懸命登る自転車。重くて、タイヤがすり減って、エネルギーが切れそう。

・今日の私のマインドはハーレー。大自然の中、綺麗な空気を浴びながら颯爽と走っています。

どの乗り物で、どんな状況でどんな環境を走っているのか想像してみると、自分の今のマインドに気づきやすくなります。

バス停を用いた瞑想

では次に、少し立ち止まって自分のマインドの中を更にズームアウトして見てみましょう。

目を閉じて想像します。

あなたはバス停に立っています。

そこにはたくさんのバスが行き来していて、一つ一つのバスには行き先が書いてあります。

・今日の買い物リスト 

・昨日注意されたこと

・上司からのメールチェック

・友人とのランチ

・明日のデート

それらの行き先を見て、ポジティブな感情、ネガティブな感情、どちらが湧きますか?

人のマインドは、行っては去り、来ては去り…とても騒がしいものです。

そこにはネガティブな感情も怒りの感情もありますが、否定する必要は無く、ただそこに存在することを認めた上で、そこに向き合うのか去るのを待つのか選択すれば良いのです。
つまり、どのバスに乗るかどのバスに乗らないかは自分自身が選択すれば良いのです。

講師のTed先生曰く、バスを選択して乗りこなすには訓練が要りますが、慣れればとても楽に使いこなせるそう。

間違ってネガティブバスに乗ってしまっても、心の中で 

“降ります、また必要があれば乗ります”

と呟いてそっと降りればいいそうです。

様々な瞑想やマインドと向き合う方法がありますが、

このバス停を使ったアクティビティは、参加した生徒の皆さんからもとても分かりやすいと好評でした。

3分でいいので目を瞑って、バス停に立って見てください。

今のあなたのマインドには何行きのバスが走っていますか?

そしてどのバスに乗りたいですか?

8/12に続きます。最後まで読んでくださってありがとうございました。